マイ箸作り
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2ヶ月ぶりにマイ箸作りのイベントに参加しました。作品を作ることが参加の楽しみではありますが、もうひとつ、講師である彫刻家の古賀三郎さんや毎回ワークショップを企画、運営して下さる友人のKさんご夫妻、その他常連の方々にお会いするのも楽しみのひとつです♪
この日のサンディエゴは、12月半ばとは思えないほどの暖かさ。いえ、暑いと言ったほうが正しいくらいでした。そんなわけで、Kさん宅のパティオでのワークショップは、海からの心地よい風を感じながらとても心地よく行われました。そんな環境の下で木と向き合う時間、なんという贅沢!
今回は『茶さじ』に挑戦しました。 古賀さんが用意して下さった型。
茶さじはふたつ作ることができるので、違う種類の木を選びました。左は黒柿、右はウェンゲ(wenge)というアフリカ原産の木。非常に硬く、床等に使われることが多いそうです。どちらもきいたことも見たことも無い木で、マイ箸作り作りに参加しなければ知ることもない知識を得ることができるのもオマケの楽しみ♪
黒柿は3ミリほどの薄さ。まずは裏側からナイフで削り始め、角を取って丸みをつけます。それから表側を大きめの彫刻刀で彫ってくぼみをつけます。その後、トクサで表面を滑らかにし、最後にクルミで磨きます。
こんな小さな作品ですが、完成まで1時間半近くもかかりました。木片が小さいため、木片を押さえるのが難しく、油断をすると指まで切ってしまいそう。おっちょこちょいな私は、2カ所も切ってしまいました.....
ふたつ目のウェンゲは本当に硬い木で、おまけに逆目が多く、なかなか思い通りに削れません。こちらは厚さ1センチ弱。特に表側を彫刻刀で彫る作業は難関でした。結局ギブアップして、古賀さんに彫っていただく羽目に....
ウェンゲは彫っていくうちに綺麗な木目が出てきて、木片からは想像もつかない味のある仕上がり♪
そして、胡桃で磨くと黒光りする美しさ。彫る、削ることによって違う顔を見せてくれる木は、面白く神秘的です。 左がウェンゲ、右が黒柿。
長さはどちらも8センチほど。最初の木片の持つくぼみや出っ張り等のキャラクターを生かし、アクセントにしました。いびつに見える茶さじですが、素朴な仕上がり、ポッテリとした優しい形、持つ手にぬくもりを感じさせてくれます。
木に囲まれて暮らす今、毎日木からエネルギーをもらっているのかもしれません。木を見ていると気持ちが穏やかになり、嫌なことも忘れさせてくれます。木も私を見て、守ってくれているのかもしれません。マイ箸ワークショップへの参加、山暮らしを始めて、あらためて木について考え、感謝の気持ちを持つようになりました。
今までに作った作品も、いつまでも大切に使いたい。今回の茶さじ、またひとつ宝物が増えました♪
そして、素敵な時間を演出して下さる古賀さん、Kさんに感謝いたします。
この日のサンディエゴは、12月半ばとは思えないほどの暖かさ。いえ、暑いと言ったほうが正しいくらいでした。そんなわけで、Kさん宅のパティオでのワークショップは、海からの心地よい風を感じながらとても心地よく行われました。そんな環境の下で木と向き合う時間、なんという贅沢!
今回は『茶さじ』に挑戦しました。
茶さじはふたつ作ることができるので、違う種類の木を選びました。左は黒柿、右はウェンゲ(wenge)というアフリカ原産の木。非常に硬く、床等に使われることが多いそうです。どちらもきいたことも見たことも無い木で、マイ箸作り作りに参加しなければ知ることもない知識を得ることができるのもオマケの楽しみ♪
黒柿は3ミリほどの薄さ。まずは裏側からナイフで削り始め、角を取って丸みをつけます。それから表側を大きめの彫刻刀で彫ってくぼみをつけます。その後、トクサで表面を滑らかにし、最後にクルミで磨きます。
こんな小さな作品ですが、完成まで1時間半近くもかかりました。木片が小さいため、木片を押さえるのが難しく、油断をすると指まで切ってしまいそう。おっちょこちょいな私は、2カ所も切ってしまいました.....
ふたつ目のウェンゲは本当に硬い木で、おまけに逆目が多く、なかなか思い通りに削れません。こちらは厚さ1センチ弱。特に表側を彫刻刀で彫る作業は難関でした。結局ギブアップして、古賀さんに彫っていただく羽目に....
ウェンゲは彫っていくうちに綺麗な木目が出てきて、木片からは想像もつかない味のある仕上がり♪
そして、胡桃で磨くと黒光りする美しさ。彫る、削ることによって違う顔を見せてくれる木は、面白く神秘的です。
長さはどちらも8センチほど。最初の木片の持つくぼみや出っ張り等のキャラクターを生かし、アクセントにしました。いびつに見える茶さじですが、素朴な仕上がり、ポッテリとした優しい形、持つ手にぬくもりを感じさせてくれます。
木に囲まれて暮らす今、毎日木からエネルギーをもらっているのかもしれません。木を見ていると気持ちが穏やかになり、嫌なことも忘れさせてくれます。木も私を見て、守ってくれているのかもしれません。マイ箸ワークショップへの参加、山暮らしを始めて、あらためて木について考え、感謝の気持ちを持つようになりました。
今までに作った作品も、いつまでも大切に使いたい。今回の茶さじ、またひとつ宝物が増えました♪
そして、素敵な時間を演出して下さる古賀さん、Kさんに感謝いたします。
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by nyankoa
| 2010-12-16 05:35
| イベント